今までのあらすじ

 これがまあ長いのなんの。実際に上演されるときは四夜連続でやるんだからそりゃもう大変。
 …ってことで長い前半は割愛。あらすじだけでも長いんですが、簡単に述べますと…


(1:ラインの黄金)
 昔々、ライン川の川底には黄金があり、ラインの乙女たちがそれを守っておりました。ラインの黄金によって作られた指環は、世界の支配権を持ち主に与えるのです。
 ある時、ニーベルング族のアルベリヒが黄金を奪い、その黄金で指環を作りました。ラインの乙女たちは黄金を取り戻してくれと主神ヴォータンに頼みます。しかし彼は欲にかられて策略を巡らせ、指環を自分のものにしてしまいました。
 激怒したアルベリヒは指環に呪いをかけました。誰もが指環を欲しがるように、そして持ち主には不幸がもたらされるようにと。
 指環の呪いによって諍いが起き、指環は巨人族のファフナーに奪われてしまいました。

(2:ワルキューレ)
 時は流れ、神々の世に終焉が近づいてきていることを知ったヴォータンは、それを救うため人間の女性との間に英雄ジークムントを生み出します。しかし正妻である女神フリッカに反対され、ヴォータンは彼を殺さなくてはなりませんでした。
 戦乙女ブリュンヒルデはジークムントを助けようとしましたが、ヴォータンに逆らった罪によって炎に囲まれた岩山で眠りにつきました。恐れを知らない英雄のみが彼女を目覚めさせ、妻にすることができるのです。
 ジークムントとその妹ジークリンデの間に生まれたのが、ジークフリートです。

(3:ジークフリート)
 ジークフリートはアルベリヒの弟ミーメに育てられました。ミーメは彼を使って竜に変身したファフナーから指環を奪おうと画策していたのです。ジークフリートは見事竜を倒して指環を手にしました。そしてジークフリートを殺して指環を奪おうとしたミーメをも殺しました。
 竜の血を飲むと小鳥の声が聞こえるようになり、ジークフリートは小鳥に導かれるまま、ブリュンヒルデの眠る岩山へとやってきたのでした……

はい、長いあらすじでしたね。
キャスティングは以下の通りです。


ジョウイ(ジークフリート)…「恐れ」を知らない英雄。ヴォータンの孫にあたる。
ユーナクリフ(ブリュンヒルデ)…ヴォータンと女神エルダの娘。戦乙女(爆笑)
ナナミ(ヴォータン)…契約の神であり、最高神。
トリスラント(グラーネ)…ブリュンヒルデの騎馬。
マイクロトフ(ヴァルトラウテ)…ブリュンヒルデの姉妹の戦乙女(笑)

黒き刃の紋章(ニーベルングの指環)…ライン川の黄金で作られた指環。持ち主に世界の支配権と不幸をもたらす。
レックナート(ヴォークリンデ)…黄金を守っていたラインの乙女のひとり。

ルカ(グンター)…ギビフンク族の長。
アガレス(ハーゲン)…グンターの異母兄でアルベリヒの息子。指環を狙っている。
ジル(グートルーネ)…グンターの妹。

大丈夫ですか?息切れしてません?
もうだめだ…帰る

大丈夫なら次に行きましょう〜

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第二話

第三話

第四話

第五話

最終話