●萌えおすすめTPリスト●

※大体ディクブル。あと駒鳥。
※萌え部分を説明するためのネタバレあり。
※new52、プレクライシス、邦訳されたもの、UTRH等皆読んでそうなのは今のところ含んでいません。
※なるべく単体で完結しているものを中心にリストアップしています。

Batman: False Faces 死んだはずのマッチス・マローンがゴッサムに現れる。ブルースの自己同一性の危うさをディックがひたすら心配してる。最後のページで「お前がいるから大丈夫」と稀に見るブルースのデレがある。
Batman/Nightwing: Bloodborne 有名どころなので挙げる必要もないかもですが。雪山で細菌兵器に感染して生死の境を彷徨うブルースをディックが救出しに行く。ディックとブルースの関係について公式が本気を出してしまった危険な作品。
Batman: Nine Lives 1940年代のゴッサムを舞台にしたエルスワールド。私立探偵のディック・グレイソンが殺人事件を捜査するうちにバットマンとブルース・ウェインへ辿り着く。ディックの雰囲気が渋い感じになっていてカッコイイ。ノーランバッツが好きな人に合うかも…?
Batman Chronicles:The Gauntlet ディックがロビンになるための最終テストを受ける。ディックの活躍を影からこっそり見守ったり、なんだかんだでちょっとブルースが甘い感じでらぶい。
Scarecrow & Twoface Year One 前半のスケアクロウ編で強面のブルースとそのフォローに回るディックが可愛すぎ。ディックが恐怖ガスでバットマンの幻覚を見たり、ブルースに「赤ちゃん欲しくない?」とか問題発言をかましたりする。
後半トゥーフェイス編はディック出て来ないけどハーヴェイとブルースの関係に萌える。
Batman: Knightfall 1〜3 ベインに背骨を折られバットマンを引退するブルースと復帰までの話。最近になってやっと総まとめTPが出たよ!凶器並に分厚いの3冊最後まで頑張って読めばディックの「あなたのためなら死ねる」発言が収録されている。
Bruce Wayne: Murderer?
Bruce Wayne: Fugitive1〜3
ブルースが殺人容疑を掛けられて刑務所に収監される。バーバラやティムがブルースを信じ切れないのに対し、ディックとカサンドラは無実を信じて捜査を続ける。石頭極まるブルースにディックがキレて殴り合いの喧嘩に発展。最後にブルースがファミリーへ謝意を示した時の全員の表情は必見。
Batman/Huntress: Cry For Blood ハントレスが殺人容疑を掛けられる。ブルースとディックが説得に赴くがボウガンの誤射によりブルースが負傷。ディックが逆上してハントレスをボッコボコに。ハントレスって元恋人なのにディックが容赦なくて怖い。
Batman: The Wrath ブルースと同じ日に両親を失った男が連続殺人犯となる。後半はディックが独立してすぐ、まだブルースと和解していない頃の話。ディックがブルースの気を引こうとしてなんだか痛々しい子になってる。B&Rは信頼で結ばれているんだぜ!と敵に見せ付ける話。
Batman: As The Crow Flies Hush後、UTRH前の話。冒頭からティムの女装かっとばすウィニック…スケアクロウの恐怖ガスでジェイソンの幻を見て暴走するブルースや「もし本当にジェイソンが戻ってきたら…」と言い澱むティムに萌える。ティムが小柄で小動物みたいでかわいい。
Batman Beyond: Hush Beyond ビヨンド設定のディック登場エピソード。ディックがブルースと決別した理由が語られる。ディックに謝ろうとブルースもだいぶ頑張ったけど「そうじゃねえよおおこの人はもう…!」ってもだもだする(´・ω・`)
JLA: Obsidian Age JLAが過去の世界で生死不明になり、ブルースの遺言プログラムが作動。新JLAメンバーが選出され、ディックがリーダーに指名される。ブルースが他人にこっそりディックのことを自慢してたり、ブルース帰還時に嬉しさのあまり抱き締めるディックが見られる。
Trinity 超人、蝙蝠、WWがこの世界から『存在しなかったこと』にされてしまい、彼らに関わりの深い人々が取り戻そうと奮闘する。超人、WWは親族と伴侶(恋人)が選出されているけどブルースにはアルフレッドとディックってあたりがなんとも。設定的には素敵だけど話が壮大すぎて萌えを拾う以前に読みきるのが大変。見所はブルースに出会わなかったためチンピラに育ったディックと女王様のスパイなアルフレッド。
Teen Titans: Year One JLAが敵に操られてしまい、サイドキック達が助けることに。全体的にめちゃめちゃカワイイ!ディックの美少年っぷりとバットマンのラスボス感が半端ない。オチはブルースがツンデレだったっていう。
Nightwing: Year One ロビンディックがブルースにクビを言い渡されて家出、ナイトウィングとしてデビューする。喧嘩別れとはいえお互いを気にするディックとブルースに萌える。ロビンデビューのジェイソンやトゥーフェイスに変装するアルフレッド、男共のおバカさにやきもきするバブスも含めファミリー皆可愛い。
Nightwing: Ties That Bind ディックが青春をヒーロー業に費やしてきたことに疑問を感じてNWの衣装を返上してから復帰まで。ブルースとの関係を考え直した結果Lwordについてとか言い出してブルースをベタ褒めしちゃう。それにしてもディックの私服のセンスが凄まじい…。
Nightwing: A Darker Shade Of Justice ディックのポリスアカデミー時代。No Man's Landタイインでブルースからブラックゲートを制圧しろと都合無視の無茶ぶりされて怒る割には結局言うこときいちゃうディック。ディックがジェイソンの幻覚見たりクラークと仲良しだったりするのも萌えどころ。
Nightwing: The Target ディック警官時代。殺人容疑をかけられたディックが濡れ衣を晴らすため一時的にThe Targetというヒーロー名で暗躍。ブルースは全然手伝ってはくれないけど、本当にディックが犯人かもとは欠片も考えてない。そこ重要。Bruce Wayne: Murderer?と合わせて読むと更に美味しい。
Robin: The Teen Wonder 要するにロビン代替わりダイジェストTP。ディックがロビンになるお話は何度やってくれてもいい…。長いストーリーからロビンのエピソードを抜いてきているだけのものも多いのでちょっと読みにくいけど、まず表紙からして"If there is a Batman, there must be a Robin the teen wonder"なんて書いてあるから許せちゃう。
Robin: The Big Leagues ティムが父の日に夕食を作る約束をブルースにしたけれど、もちろん穏やかな一日など過ごせないのがお約束。プレゼントが壊れてしゅんとするティムとフォローするブルースがかわいい。他に収録されている話もブルースとティムが良い関係を築いているのが見て取れて萌える。
Batman and Robin: Dark Knight vs. White Knight Final Crisis後ブルースが生還してからの話。ブルースとアルフレッドと駒鳥達揃ってゾロの映画見ていたりするのが可愛い。アーカムに収監されているジェイソンをブルースが訪ねるシーン、もしかしてUtRH以来の再会なのでは…。ところでこのジェイソン、ヒゲだわ筋肉だるまだわ脱ぐわ脱ぐわでなんか色々すごい。


単体で読むのは厳しいけど萌えたものも少し挙げておきます。

Countdown Presents: The Search For Ray Palmer ジェイソン、ドナ、カイルがパーマー博士を探して色んなアースを巡る珍道中。吸血鬼ブルースと永遠に共にあるディックという伝説のエピソードを収録。ついでに性別反転アースなんかにも行ったりしてしてなんというか公式が出した薄い本ぽい。
Countdown To Final Crisis vol.3 ジェイソンがアース51のブルースからレッドロビンの衣装を貰う。ジェイソンの死に耐え切れずジョーカーを殺害してしまったブルースなのでジェイソンと思想の対立もなく、コンビ組んで戦ってるのがたいへん楽しそう。ジェイソンにとって理想のダイナミックデュオはこうなんだろうなって思う。
Nightwing: Mobbed Up
Nightwing: Renegade
ブロックバスターの死に責任を感じてじっとり落ち込んでる時期のディック。グレかけてギャングに片足突っ込んだりスレイド親子と行動を共にしてみたりする。ティムが「ブルースにはあなたが必要なんだ」って説得にくるシーンは萌えどころ。Renegade後半はケモによってブルードヘイブン壊滅(UTRHと同時期)ブルースとの話し合いで立ち直ったディックがバーバラにプロポーズ。
Batman: Long Shadows BFTC前後、ブルースを失って静かに泣くディックやアルフレッド。ディックの新生バットマンは結構楽しそう。萌えるけど最後の引きがどこに続いているのか謎で困ってる…
INFINITE CRISIS ブラザー・アイがディックのことを『ブルースのお気に入り』と評してる。スーパーボーイ(コン)が死亡、更にディックがブルースを庇って瀕死の重傷。逆上したブルースがアレックス・ルーサーに銃を突きつける。
ジェイソン復活の理由に関わっていたりもするし、ストーリーとしては面白いんだけどここに至るまでの前振りと関連作品が多すぎてこのTP単体でディクブル萌えを拾うには最後の数10ページまで割り切って読むか読み飛ばすしかない。
JLA: World Without a Justice League ページ数は少ないけど萌えたので挙げとく。バットマンがJLAと喧嘩別れした後、オリーの勧誘をディックが断る。「バットマンとの間に確執があるのは隠してもないけど、僕は彼を傷つけるようなことに一切関わる気は無いよ」と言うディックが男前。
Titans: Lockdown たった1コマだけど言わせて欲しい。偽者のメンバーを判断するため設定された『絶対に本人だけしか知らない質問』のディックの答えがブルースっていうのは何なんですかね…めっちゃ気になる!

TPB化が確認できなかったもの。
デジコミでイシューごとに読んだものです。
最近ではこっちの方が買いやすいのかもw

Batman #408-#411 ディックがケガのためロビンをクビになるところからジェイソンがブルースに引き取られるまで。
Batman #416 ロビンをクビになったディックと新ロビンになったばかりのジェイソン初顔合わせ。「僕をクビにしておいて新しいロビンだなんてどういうつもり!?」って問い詰められたブルースがついに本音を…なんでここまでやっといて決裂するんだろうかこの人たちはもう。
Batman: Year 3
(Batman#436-#439)
ジェイソンを喪ったばかりのブルース、ブルースと過ごしてきた過去を回想するディック、ズッコの出所を前に思いつめるアルフレッド、ときたら萌えるしかなかった…
Gotham Knights #1 ブルースのトラウマを抉る事件が発生してディックやティムが心配してる。ラボに引き篭ったブルースが立ち入り禁止を言い渡してるのに構わず入室するディックとか、それでニヤついてるティムが楽しい。ブルースに関わるなって言われても放っておけないディックに萌えちゃう。
Gotham Knights #8-#11 ヒューゴ・ストレンジがブルース=バットマンと見当をつけてブルースを襲撃する。目の前でバットモービルが爆発してバットマンが死亡したと思いティムに手を引かれないと歩けないほど茫然自失するも、その後確証もなしにブルースは死んでないって言い出すディック。激昂してストレンジにくってかかるディック。その上帰ってきたブルースは記憶喪失になっていた…と全編萌えどころ満載。
Gotham Knights #14 "Dear Batman,"から始まってまるっと1冊ディックからブルースへのラブレターだった…。フランス人のヴィラン姉妹に絡まれてフランス語で応対しているアズラエルがかわいい

その他、コミック以外のメモ

バットマン ジョーカーの逆襲(竹書房文庫) 原題はThe Batman Murders。
ジェイソン死亡から数週間後、バットマンの扮装をした男が殺される。爆発やら起こるたびにジェイソンを想うブルース、常軌を逸しているブルースを心配しながらもブルースへの複雑な心情とジェイソンへの罪悪感を持て余すディック、自分だけのバットマンを量産して楽しむジョーカー。そしてBatman#416のケンカ別れから関係を修復しようとし始めるブルースとディック。いやー萌えの宝庫でした…